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『テキスト RAのマネジメント』の初版を上梓してから3年余りが経過した。本書はRAを疾患として扱うのではなく、RAの患者さんそのものに対する対応を中心に見据えてきた。したがって、RA患者さんに対してマネジメントという言葉に代表されるチーム治療を現場からの声のような形で編集してきた。読者からの反響も大きく、増刷に当たり一部最新情報を入れた第2版を出版できたことは、われわれリウマチ治療チームの一員である著者たちにも大きな自信を与えてくれたといえよう。
RAという多様性の疾患で悩む患者さんに対して、多職種のスペシャリストによるアプローチの重要性は欧米諸国では広く認知されるところである。Multidisciplinary
manegementという言葉は欧米ではRAに対して一般的に使われており、RAを専門とするOT,PTのほか、RAを専門とする看護婦(Nurse
specialist,Nurse practitioner)などが、RAチームの一員として重要な役割を果たしている。これらの現状を見るにつけ、我が国におけるRAのトータルマネジメント体制の構築を願わないものはいないといえよう。
本書を改訂するに当たり、新しくわが国の医療体系に導入された介護保険の項を加えた。RA患者さんに対してこの制度をいかに生かしていくかによって、RAのケアは大きく変わるといえよう。RAに対するケアの重要性は今後益々増大してゆくものと考えられる。
本書がこれからRAのマネジメントを学ぼうとする若い医師の他、看護婦、OT,PTをはじめとするコ・メディカルスタッフの実習の参考書となることを切望している。
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